サイトを立ち上げる際に、まず必要になるのが「レンタルサーバー」です。
ドメインがインターネット上の「住所」であるのに対して、サーバーはインターネット上の「土地」をさします。
本記事では、レンタルサーバーを選ぶときに重視したいポイントを解説していきますので、サーバー選びの参考にしてみてくださいね。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーには、大きく分けて以下の３つあります。
個人用のサイトやブログを開設する際は、共用サーバーを使うのが一般的です。
専用サーバー、VPSサーバーは、自由度が大きいですが、ゆえに難易度があがりますね。
それぞれのメリット・デメリットをおさえた上で、使用する用途にあったサーバーを選択しましょう！

レンタルサーバーを選ぶポイント３つ

ここからは、レンタルサーバーを選ぶ時のポイントについて具体的に解説していきます。
ポイントは全部で３つあります。順番にみていきましょう！

①適切なスペック

CPU、メモリ、転送量、Webページの表示速度などがあります。
パソコンに詳しくないと、何のことを言ってるのかさっぱりですよね。サイトの目的に見合ったスペックを見つけていきましょう！

・CPU
CPUはサーバーの頭脳にあたり、処理能力を決定づける部分です。メーカーや種類によりますが、「クロック周波数」「コア数」によって表されることが多いです。大きいほどスペックは高いことになります。大きいCPUが必要な用途は、たくさん処理を要するゲームなどがあげられます。

・メモリ
CPUが処理を行う作業スペースで、メモリ容量ともいいます。プランを選ぶ時によく目にする項目ですね。12GBくらいから192GBと大容量のものまであります。月に数万以上アクセスのあるブログなら、16GBくらいを目安にするとよいでしょう。

・転送量
アクセスがあった際に送るデータ量の上限のことをいいます。
転送量が少ないと、せっかくアクセスがあってもサイトが表示されなかったり、時間がかかってユーザーを逃してしまう可能性があります。
最安値のプランでも1日30GBを満たすレンタルサーバーがほとんどです。
個人用のブログであれば1日/30〜50GBほどあれば安心して運営できるでしょう。

・ページの表示速度
アクセスしてからページが表示されるまでの時間は、SEOにも関わる重要なポイントです。
表示されるまでの時間はだいたい3〜5秒が目安といいますが、日によって、時間によっても変わります。
そのため、回線速度を明記しているレンタルサーバー会社は少ないのが現状です。
ユーザーの離脱率にも直結するので、最低でも1Gbps以上の回線速度は欲しいところですね。

②サポート体制

サーバーを利用していると、トラブルもしばしば起こります。
運営中のサイトがトラブルに見舞われた際、どのようなサポート体制があるのか確認しておくと安心ですね。

レンタルサーバー会社毎に若干の違いがありますが、メール対応・電話対応・チャット受け付けが一般的です。
サイトにおやすみはありません！24時間のサポート体制が整っているレンタルサーバー会社がおすすめです。

③価格

利用し続ける限り発生する費用になるため、個人利用であってもランニングコストは気になりますよね。
共用レンタルサーバーの利用料は、月額で数百円〜数千円が一般的です。
長期的に使うサービスなので、負担にならない価格のサービスを検討しましょう。
価格とスペックは比例する傾向にありますので、目的に合ったスペックを理解することが大切ですね。

レンタルサーバー会社の中には、費用がかからないお試し期間や1年間無料のキャンペーンを設けているところもあります。
サーバーの使い勝手を実感することができるので、まずは使用してみてもよいかもしれません。

まとめ

レンタルサーバーを選ぶ時はまず、
①適切なスペック
②サポート体制
③価格　
に注目してみましょう！

レンタルサーバーは各社によってそれぞれ特徴がありますが、安くても、スペックが低くても、使用する用途に合っているレンタルサーバーであれば全く問題ありません。個人用のサイトやブログであれば共用サーバー、ゲームのマルチプレイをするのであればVPS、かつスペックを高いものを選びましょう。
大規模サービスであれば専用サーバーといったように、目的によって使い分けられればよいのです。

そのため、サーバーの種類やメリット、デメリットを理解しておく必要があります。
総合的に判断しながら、最適なレンタルサーバーを選ぶようにしていきましょう！